二階リビング、キッチン・家族中心の住宅
浜田山・S邸
95.58m2
東京都杉並区浜田山
新築住宅
浜田山の南傾斜地の見晴らしの良い高台で、東側には交通量の激しい街道に面する敷地に建つ新築住宅です。
この計画では騒音対策としていかに東側に閉じながら、南側を開けて眺望を確保してゆくかの検討から始まりました。生活の中心となる2階には、南北の通風と、対角線方向の長さを存分に生かし、リビングダイニングからキッチンそしてユーティリティーへと繋がる動線を設け、途中から左にそれて面から浴室へと空間が繋がっています。さらに断面的には移動式の梯子を通じてロフトへと空間が有機的に繋がっています。
奥様の居場所であるペニンシュラ型(半島型)キッチンは、奥にパントリー(食料庫)とユーチリティーを持ち、中心に立つと東西南北方向の窓に上部のトップライト、下階への光床(床の一部が強化ガラスになっています)を通じて全ての方向からの情報が集まる、文字通り生活の中心となっています。
1階の子ども部屋は現在は二人の子供で使っていますが、将来的には勉強コーナーとそれぞれの小さな個室へと分割が可能になっています。
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